2005年8月_夏コミレポートその1
初めてのコミケ。モンゴル本は半年かけて作ったものだ。ついにお披露目の時がやってきた!
まずは前日のレポートからご覧ください。
◆2005年8月12日(金)コミケ前日
いよいよ今日は出発の日。
参加は明日13日(土)だが、いわゆる前日入りというやつだ。コミケ自体は本日12日からで、寄ろうと思えば羽田から行くこともできる。だが、「とにかく体力を消耗する」と聞いていたので、「やっぱ今日くらいはだらだらする事にするか」と本日の参加はあきらめることにした。
前日にヘボい体力を使うこともないだろう。当日お手伝いしてくれるGAN氏に会うだけ会って、打ち合わせだけすることにしよう。


◆タクシー深夜料金にドキドキ!
早朝3時半、起床。
相変わらずの目覚ましいらずで、アラームより先に起きた。ふふふのふ。大きい荷物は既にホテルに送っているし、リュックひとつで出立は完了だ。この一週間で一応荷造りは完了させておいた。
鍋「余裕!」
真一郎をなでなでして、家のゴミをついでにまとめて、家を出たのは4時半。最寄りのJRに、5時05分の電車に乗り、関空へ行くという段取りだ。最初はバスで行くつもりだったが、バスの始発が6時過ぎで、全然間に合わない。あきらめてタクシーにした。家の前はタクシー乗り場なので、タクシー自体は捕まえるのは楽勝だ。

久しぶりに乗ったタクシーは乗り心地抜群、冷房も効いて寒いくらい。運転手さんと雑談をしつつ、一方でメーターの上がり方が尋常じゃないのに気が付いた。最寄り駅までは2キロくらいなのだが。あっという間に1,000円をオーバーしたのだ。げげ。
鍋「すんません、今って深夜料金なんですかね?」
運「そうなんですよ、5時まで深夜料金なんですわ」
鍋「うわぁ、まるで王様気分だぁ(棒読み」
まぁたまにはいいですかね、とアッハッハと雑談しつつあっちゅう間にJR到着。
←まだ外は暗い。客は一人だけ、ホームにたたずんでいた

運「1,220円です!」
立ちくらみしそうになるのをおさえつつ支払いを完了する。南海線なら自宅から和歌山の高野山までいける金額である。元々、安い航空券を入手するために早朝の便にしたのだが、これではあんまり意味がないような。さらにここから関西空港まで700円かかるしなぁ。飛行機は空港までの交通が大問題だなぁ。


◆関西国際空港到着
なんやかんやで乗り換えをして、無事5時50分頃関空到着。
←さすがに人が多くなってきた
←JR改札を出たところ

そういや、ちょうど一年前にはモンゴル行ったんだよなぁ。その一年後にその本を売るなんて、随分と不思議な巡り合わせだ。天候はやや晴れ気味な曇りで、湿気こそあるものの、空港の風は涼しかった。
早朝ということもあり、国際線も国内線も人気はまばら。帰省ラッシュだから早朝から混んでいると思って警戒していたが、心配ご無用だったようだ。


◆日航機墜落関連ニュース
ANAでチケットを受け取る。一応特割、かつ自宅のネットでチェックインもすませて
いたので、手続きはめちゃくちゃ簡単だった。楽になったといっても、新幹線に乗ることを思えば、やはり飛行機は手続きが猥雑である。登場の際のチェックが厳しいのもあるし、荷物を預ける時間も取られてしまう。降りる時にも、荷物受け取りにはやはり時間がかかるからなぁ。いかにサービスで新幹線と対抗するか。でも、ひょい、と乗るわけにはいかない。
なんて事をつらつら考えつつ、搭乗者ゲートを通過し、ロビーでひといき。時間は6時10分。

↑向こう側に見える橋が空港と陸を結ぶもの。通行料が高く、渡るのを敬遠する車も多い

←閑散としたロビー。しかし乗り込む時には人も増える

7時から搭乗者の受付だが、一時間余裕がある。ついでにだらだらしよう。眠いなぁ、とあくびをしつつ外を見た。
←自分が乗る飛行機。出発前のお仕事もたくさんあるようだ

昨年、最初に飛行機を見た時は「でかい!」とビビッたものだが、さすがにそれほどの感動はもうない。ただひたすら、落ちないでね、と祈った。

20年前の今日、日航機が墜落したのだ。今日はその日だった。確か離陸15分くらいで墜落したのだと思う。亡くなられた方のご冥福をお祈りした。と、つらつら考えていたら、目の前のモニターのニュースがちょうど日航機墜落を映し出していた。
鍋「うわ」
つらい出来事だ。日航の社長も慰霊に参加している。結構不安になるものだが、JAL側の国内線は果たして今日一日、こういったニュースをどんな気持ちで見るのだろうか?私が今日乗るのはANA全日空だが…。どーもJALは怖い。まさか今日事故を起こすことはないと思うけど、最近の飛行機はポカが多いからなぁ。


◆短い空の旅
さて、時間もほどなくすぎて15分前から搭乗開始。

↑上の07:20ANA142便が私の乗る飛行機

混雑緩和のため、席の後方からの搭乗を誘導される。私は前から5番目、窓側。実は翼のエンジンがすぐ近くで、音がうるさかった。
飛行機はとっとと離陸し、あっという間に上空へ舞い上がった。もう随分と飛行機も慣れたが、浮いてる、というだけで地に着く新幹線よりもやっぱ怖い。
鍋「怖い怖い思ってると、余計怖いかな〜」
と外を見た。

↑7時36分頃。めっちゃ晴れ。あ、雲の上だから絶対晴れか。そうか

何の疑いもなく晴れているが、到着する東京は雨だと機内アナウンスで知らせている。天気はコミケ三日間開催中どうも芳しくないようだ。低気圧が停滞しまくっているのである。雨の中、荷物運ぶのはちょっと面倒だなぁと思いつつ。

飛行機はあっちゅう間に着陸態勢に入った。1時間で着くのだから、やはり早い。高度がフワ、フワと下がる、いやー。下がる時はすぐわかるなぁ。雲の中を縫って下界に入ると、窓が水滴で流れまくり、雨っぷりは最強だった。
鍋「ぎゃー」
雲の中をX-BOXクリムゾンスカイよろしくな風景だったので、「私は空賊ネイサン・ザッカリー」なんて喜んでいたが、現実を目の前にしてげんなりした。


◆東京駅大丸地下でめくるめく食品カーニバル
実際に着陸すると、雨は小雨。そんなにひどくはない。大きい荷物はホテルへ届けてあるから、スイスイと外に出る事ができた。途中でポケモンジェットを見たりして。

↑8時33分。ANAのポケモンジェットは3種類ある

さて、羽田空港のバスの中には、直接ビッグサイトへ行くものものある。
鍋「きっといっぱい人がいるんだろうな」
と乗り場を覗いてみたら、全然人がいなかった。ひょっとして穴場???

とりあえず、京急線で羽田空港→品川→JR東京駅へと進んだ。
←9時14分。京急線羽田空港駅。人かげはまばらです

東京駅到着。ここからだとGAN氏宅に交通の便も良い。
鍋「何か手みやげでも」
と東京駅をうろうろした。もう帰省ラッシュで人人人。びっくり。
鍋「賑わっている!」
私は夜行バスで東京駅に着くことが多く、早朝に着くこともあって、店もほとんど閉まっている。閑散として東京駅しか知らない。東京ばななだの、ごまたまごだの、おみやげもいっぱいある。
鍋「東京近郊に住んでいる人に東京みやげ渡してもなぁ」
一旦外に出て探してみるか、と改札を出た。

駅弁も見てみたが、有名どころはなく、さらにうろうろした。そこで大丸を発見。
鍋「あ、デパ地下でなにか食べ物があるかも!」
と一歩足を踏み込んだが最後、いい香りが!すごい。きれい。いっぱい人がいる。いろんなものがある!大阪でもあまりデパ地下には行かないので、その光景はとても新鮮なものだった。まぁこれでもか、こでもか、と色々あること!煎餅も、天ぷらも、ケーキも、チョコも、寿司も!一通り揃っているよねぇ。 ていうか自分が食べたい。

かなりうろうろして、結局広島旅行した時に、お局様から振る舞われた「TOPSの紅茶ケーキ」をおみやげにした。冗談抜きでめっちゃくちゃうまい。かなりうまい。どうしよう!幸せのおすそわけである。ドライアイスを詰めてもらって、11時に東京駅出発。


◆GAN氏とコミケ打ち合わせ
午後0時ジャスト、GAN氏宅最寄り駅からメールを入れるも、反応なし。あぁ。これは寝てますな。とりあえず家の前まで行ってみるか、とてくてく歩く。

↑12時03分。雨は降っていないが、どんよりした曇り空

ほどなくして到着。うむ。メールを入れてもやはり反応がない。
鍋「電話するしかないか」
と携帯を入れるとようやく本人が出た。寝てたようだ。支度して出てきた氏はかなり疲れきっていた。仕事がかなりハードだという。それを見た時に、ペーパー原稿を依頼するのを辞めた。今回のコミケで配布するために、自分の原稿は用意していたのだが、氏の担当分を今日原稿を描いてもらおうと考えていた。しかしそれは酷というものだろう。

TOPSのケーキのドライアイスが持たないので、先に渡して、近所のファミレスでお昼としゃれこんだ。早速、できあがったカンバッジを披露する。

↑12時30分。これが完成品。ジュースはただの演出

G「うわー、よー出来てますねぇ!ちゃんと真ん中やん」
氏はN誌編集部時代にゴ○ョッカーのカンバッジプレゼントがあった時、同じおもちゃを使ってカンバッジを製作した経験がある。しかしなかなか絵柄が真ん中にこなくて、当時は10個中3個くらいしか成功しなかったという。それを聞いていたので、私も結構慎重に製作したのだが、あっけないほど簡単で、しかもちゃんと真ん中に来た。

鍋「いや、苦労したって聞いてからなぁ。でも簡単やったが」
G「うーん、なんでかな」
鍋「さすがに3、4年もあったらバージョンも上がってるんとちゃうか?
  このおもちゃも、7月に出たばっかりやしな。新しいで」
G「なるほど。いやしかし、いいね、このツルツルがね。嬉しいね」
鍋「本物っぽい。遜色なしや」
しばらくニヤニヤしながらカンバッジを眺め続けたのであった。

そして我が社の糸さんから、ネタの為にらいよんちゃん扇子を披露してみた。
G「なんじゃこりゃ!」
鍋「MBSが社運をかけて開いた祭り、オーサカキングの扇子やがな」
G「あんまり知らんけど、この変なライオンは知ってるわ」

↑問題の扇子。これは裏だ!惜しい!

実はこのアイテム、コミケ当日に、ちょっとしたコミュニケーションを展開してくれた。その話はのちほど。


◆映画「妖怪大戦争」
打ち合わせを終了し、チェックインの16時までに時間がありまくったので、映画「妖怪大戦争」を見に行った。単なるひまつぶしである。現在やっているやつで、おもろそうでネタになりそうなのが「妖怪大戦争」だった。

で、見た。

からかい半分で見たのだが、その展開に見事やられてしまった!私は最後、あまりの展開の為笑いが止まらず、涙が出まくった。ハンカチでひーひー言いながら涙をぬぐう。息ができん!子供向けかとおもいきや、妖怪を見に来た子供達は後半にはぐうの音も出ず、口ポカン。大人も年代によっては口ポカンのはずだが、私達の年代にはジャストであった。…お笑い芸人のコント集ですか、これは!最近見た「宇宙戦争」より良かったと、私は思う。


◆ホテルチェックイン
GAN氏と別れ、電車に乗り、ホテルへと向かう。晩ご飯を買いこみ、てくてく歩いていたが、左足の感覚がおかしい事に気付く。
鍋「あらっ」
靴底が外れている!あわててコンビニを探して、強力ボンドを二本購入。モンゴルでも靴底が外れてえらい事になったのだ。何度か修理してきたけど、もうこの靴は限界なのかもしれない。

道に少し迷いつつも、ホテル発見。
←ほんのちょっぴりホテルが映っている。午後6時頃。

チェックインを済ませる。小さな古いビジネスホテルだが、部屋内は清潔でクーラーも効いているし、空気清浄機もあり、なかなかいい感じだ。
←まずは大の字になってねっころがった

靴底の修繕をして、椅子の足でおもしにした。頼むからくっついておくれー。明日雨降って、しかも靴底外れたら、もう目も当てられないから。

風呂入って荷造りして寝る準備をしていると、外は雨の音でいっそう大きくなっていた。結構強い。明日の天気予報は雨のち曇り。

果たしてどんな展開が待っているのか?本はちゃんとできているか?それだけの人がくるというのか?

わくわくしつつも、午後9時には床について眠ったのであった。オツカレー。

つづく
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