2008年12月_冬コミレポート
今回も昨年冬と同じく、オニーさんと一緒に参加してきました。
◆2008年12月29日(月)年末進行の疲労の末に
前日にぷらっとこだまで東京入し茅場町の某愉快ホテル
(エレベーターホールで部屋メイクの人達とゴミの間をぬって部屋にはいるというなんともウヘアなホテル)
でオニーさんとコンタクト、翌朝7時に茅場町からほいほいと聖地へと向かったのであった。

お互い年末進行で休みなし、12月はイベント直前まで仕事という有様で、とっても疲労していた。
そして私は化粧道具一式を家に忘れるというていたらく!穴が合ったら入りたかったが仕方がない。
それでもやはりお祭りなのか、仕事ではなく祭なので気持ちは軽い。
オニーさんともども風邪対策でマスクをし、
けほけほとりんかい線「国際展示場」の改札をくぐったのだが。
ん?あれ?だいたい7時半だけど、すっごい改札がスムーズだ…。
suicaやicocaなどが普及してきたからだろうか?夏に比べると全然余裕であった。
まぁ、今回は荷物チェックもないだろうから、改札出てからも人は普通であった。


↑逆三角形さん、おはようございます。


↑平年並みの人の列でしたな。



◆設営開始
いつものようにチケットを渡して、いざ東の6へ。いやもう、すっごい端っこ。
入り口から一番遠いと言っても過言ではない。
通称「ごきぶりホイホイ」(夏場は酸素が薄くなるという)を渡って、スペースへと到着した。
前日ホテルでしこたま進行表を制作していたので、それを見せてうち合わせ。
ちなみにざっと以下のような感じ。

01-オ→チラシ整理。おお振りのチラシ以外全て捨てる→(ゴミ袋へ)
02-私→宅配分を取りに行く
03-オ→栄冠1+2,3の箱を一つずつあける→振り分け開始(取り出しやすいように並べる)
04-私→帰ってきたら見本誌提出用を作成
  A=栄冠1+2 B=栄冠3 C=田島ポストカード
05-私→次回申し込み書、宅配伝票などインフォメーションに買いだし
06-オ→段ボールの中の本をタテオキに
07-私→A2ポスター制作開始
08-予約分振り分け(通販以外)
09-いらなくなったチラシで箱を作成、100玉入を制作
10-スペースに本を並べる
11-段ボール箱をつぶす→捨てにいく


↑うりゃー、怒濤のチラシ整理はオニーさんが担当してくれましたよ

以外に手こずったのが段ボールの本のタテオキ。普通は横にならんで入っているが、
タテにしておくと本の出し入れがしやすいのだ。夏にそれを学んだので、
今回もやるぞと鼻息も粗く作業を開始したのだが…。
今回から印刷所をサンライズさんから金沢印刷さんに変更し、
箱開けば金沢さん本の間にはさんである紙が非常に多いのだ。
鍋「!!!!」
ひぃぃぃい。これを抜くのがまた大変で、しかもゴミが大量に出るし、
汗が噴き出してしまった。いや、こんなに間の紙はいりませんぜ、金沢さん!
でも印刷の具合は非常にグッジョブで、特にグレースケールの階調の表現が秀逸だった。
今までのサンライズさんとは単純に印刷方法が違うからだが、
いやもうこれから金沢さんでいいです!と鼻の穴をふくらませたのであった。

そして一時間半後くらいにやっとこさ設営終了。


↑今回はポストカードもあったり、種類が多かった。机の上はまさにカオス!

予定表をもってしてもこのスピードである。
本の冊数自体が前回の二倍なので、なんともハードであった。
しかしこんなに持ってきて、果たして本がはけるのだろうか?

おお振りのスペース数自体は前回夏より減っている。
私がおお振りで参加してきた回からカウントしているので、見てみよう。

2007年夏→370sp
2007年冬→570sp
2008年夏→732sp

で、今回が、

2008年冬→580sp

昨年冬と同じくらいの流れだが、夏に比べるとかなり減っている。
しかしながら、アニメ化前が370spだったわけだから、やはりまだまだ元気だ。
まったりとイベントを楽しんでいこう。さて、今回はどんなお宝本に巡り会えるかな?



◆スタートしましたぁあ!
準備万端で午前10時コミケ開幕〜!。どっとわき上がる拍手、さぁ冬の陣が始まったぞ!
気温自体はなんとも暖かい感じで、防寒したわりには「ぬくいな〜」と
談笑していたが、いやはや、左斜め前の壁シャッターが全開となると、
ぎゅわっと風が入ってきたぁあ!


↑うわさのシャッター前冬風。風が強いと頒布物が舞い上がるという。

おかけで、防寒が功を奏しちょうどよい温度となった。着てきてよかった。いろいろと。

オ「鍋さん、先にお買い物行って来たらどうですか」
鍋「うぃす。行って来るー。よろしくー」
といっても宝の地図を忘れてきたので、効率良くとはいかなかったが、
足早にサークルさんを駆け回った。絶対にゲットしておかなければならない
ギャグ本は一カ所だけだったので、それだけを押さえて15分後には自スペースに戻ってきた。
お客さんの波というのはまだなくて、ちらほらといった感じ。

折からの疲労でなんとなく視界がかすむ。もし客の波が来たら、
きちんと日本語喋られるかなぁ。アホな事言い出さないかしら、私、と心配する。

おとなりさんはさすがの長蛇の列で、列の整理に大わらわだ。すっごいなぁ、
とオニーさんと眺めていた。何やらおもしろいギャグ本がある模様で
(お隣さんの人がはけたら買いに行こう(ウフフ)と密かにもくろんだのであった。



◆恐怖!100円玉不足!
さて、目の前の大通りも人で埋め尽くされ、シャッター前の風も人の壁でだいぶ緩和されてきた。
一般入場が追いついてきたのだろう。
そのうち我がサークルにもお客様がくるようになり、徐々に応対に追われるようになった。
鍋(来た、波が、来た)
うひぃー、と怪しいマスクの出で立ちで応対。本当に怪しいと思う。
しかもノーメイクなのでもうどこの人?という感じに見えたに違いない。
オニーさんも必死で頑張ってくれていた。私も頑張った。

頑張ったのだが、ここで大きな問題が発生した。
オ「鍋さん、100円玉が足りません〜〜!」
鍋「!!!」
あわてて予備を投入するが、これを投入すればもう後はない。
いつもはあふれるほど貯まる100円玉が、なぜすぐに不足するのか?

その答えは値段設定にあった。

今回「栄冠1+2=500円」「栄冠3=300円」という本のお値段。
両方買う人が多く、となると800円。
鍋「800円やったら私もまず1,000円出すわ」
オ「ですよね」
鍋「…」
これはやばい。かなりイケナイ!
案の定すぐに100円玉がなくなり、お釣り入がもぬけの空になってしまった。
こんな事は初めてだ!
列は2列×8とかになり、あふれてきた。ああああああ。
私は列のお客様に向かって叫んだ。
鍋「すみません、100円玉が不足しております。可能な方は100円玉でお願いします!」
ああ、なんたる恥。穴、穴はどこ!と入る穴を探したのだが、いやそんな事よりも、
驚くべきはお客様の反応の早さであった!!!
ザザザザザザと財布を開けて、100円玉を探してくださっている!
鍋「!!!!」
感動してしまった。凄いと思った。そして申し訳ないと思った。
あっちゅう間に100円玉が貯まっていき、ナントカ当座はしのげそうだ。

しかし、30分もすればまた足らなくなる。その度に声をかけて、お客様には迷惑をかけてしまった。
驚いたのは、なんと昨年四月に「そうさく畑」でお隣様だった方から
ジャンル違いなうちのブースに来てくださり、「これ必要なら使ってください!」
100円玉50枚を両替させていただいた事であった。
当時、この方は海外の野球旅行本(なんとフルカラーオフセット)を発行していて、
当時すでにおお振りが大好きだったため、私は一も二もなく購入した。
そして、”この「そうさく畑」を最後に、しばらくおお振り1本で行きます”
という会話をした記憶がある。
なんともありがたい事で、意外な所から救いの手があり、私はとても感謝した。

しかしながら、この100円玉不足は慢性的に続き、多くの方にご迷惑をおかけした。
そして私は心に誓う。

鍋「こ…これからは、できるだけ1コイン(500円)の本を出そう!」

今後それがしっかり実行されるかは、神のみぞ知る、だ。
出るかな。出せるといいな(希望。



◆すてきな差し入れ
今回あまりお客様とお話できなかったのだが、その中でも差し入れをいただき、
とても嬉しかった。どれも印象に残るもので、また私の嗜好のツボを押さえているのだから、
まったくもって頭が下がり…。本当にありがとうございます!!
トワイライトエクスプレスのグッズとか、すごかった。いつかは乗りたい夜行no.1である。
そしてなんとも嬉しかったのがハルさんとまいさんがやってきた事と、
そのまいさんのおみやげ「高崎駅のとりめし」である。

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↑行きの東京駅では販売されていなかった。絶賛工事中で、弁当屋さんが八重洲から消えたのだ

鍋「はぁあああああ!」
まい「ははは」
輝いた。めちゃくちゃ輝いた!お昼ごはんに、という事でのさしいれである。
オニーさんと二人で食べて、本当においしい、おいしいと涙を出しながら
いただいた。まいさん、ありがとうございます。
そして同じオンライン仲間のふわもこさんの差し入れにもひっくりかえった。


↑頭の中であの夏の日のサイレンがなった。ハレルヤ、ハレルヤ。

夏の甲子園を全試合を録画しdvdに全部焼いてしまった阿呆な私に対する、
なんとも的を射た差し入れ!
ふわもこさん、ありがとうございます。目の幅で涙が止まりませんでした。



◆黒いアイツ◆
えー、栄冠2の感想をいただくこともあった。その中で、
客「私はGAN氏の事は知らないのですが、あの黒い鳥がなんともよくって(笑」
という貴重なご意見も(笑

g
↑メカ苦手という事で、グラ整の車と黒い鳥のみGAN氏に助っ人として描いてもらった。
すべてペンタブで描いたというが、どう見てもつけペンで描いたようにしか見えない。
プロの仕事である。ちなみにトーンやら人やらは私。

黒い鳥とはアイツ。アイツは黒い鳥。BLACK-GANである。
知っている人は知っている。なんで座布団の上なんかはわからんけど。



◆海外の方との交流
さて、販売の合間にスケブを書かせていただいたり、ぼちぼちと田島ポストカードが出たり、
栄冠の総集編、栄冠3が完売したり何だりで、ようやく落ち着いてきたのだが午後2時過ぎであった。

田島のポストカードを見て、「めっちゃイケメーン!」と若い女の子二人組に言われ、
鍋(そっか、田島はイケメンなのか!)
と今さらながらガーンと来たり(笑。田島を描く時にはかっこよくいく、
とかいうのは念頭に入れてはいるが、”イケメン”という懸念は全くなかったので、なんとも驚いた!
(イケメンというとジャニーズだのルーキーズの面々が出てきてしまうのだ)

そして、今回は韓国の方ともお話する機会に恵まれた。
大学生くらいの女の子二人組だったのだが、言語がわからず、
鍋(中国かな?台湾?どこだろう)
とオニーさんとともに言葉に耳を傾ける。
ただ、ひとことハッキリ聞き取れるのは「ダジマ」の三文字。
うぉおおおおお!インターナショナルな!二人はきゃっきゃウフフと本を手に取り、
そして購入してくださった。あとで横に周り、田島のポスターを指して
韓「すみません、後でこのポスター写真とってもいいですか?」
となんとも流暢な日本語で話しかけられたのだ!
鍋「いいですよ、それにしても日本語お上手ですね、どこから来たのですか?」
と驚きながら尋ねると
韓「韓国です。日本語を習っていマス!」
これまた綺麗な発音!台湾や韓国の方は、すごい勉強熱心だと聞く。
日本語なぞ難しいだろうに、なんとも頭が下がる思いだ。
いったいおお振りがどう訳されているのか気になったし、
原作の田島のカッコヨサがちゃんと韓国の方々にも伝わればいいなぁと思った。
彼女が言うには、日本語は読めないので、絵でしか理解できない、とのこと。
それでも日本の、しかも年末のこんなカオスな場所に来て下さるだなんて。
やっぱり頭が下がる。

田島コスのかわいいお嬢様もやってきてくださった。なんとも気恥ずかしい。
いいのかしら、うちの田島で、中身は女性向じゃないけど、いいのかしら。
割と固い線の田島なんだが、かわいらしくなくてホンマすんませんとか
いろいろ頭ん中が大回転した。
ドキドキしつつ、販売は終了していったのであった。



◆すんなりと後かたづけ
前回夏に東のクロネコでえらい目にあったので、
今回は時間も早めに同じ東反対側のペリカンへ帰りの荷物を持っていった。
荷物の流れが非常にスムーズで、トータル40分でスペースを往復できた。ああ、良かった!
時計は4時になり、今回のコミケも無事終了。本もなくなって、なんとも身軽に!

さて、今回のカートはちょいと値がはった。amazonで購入したもので、
今回大量に売れ残った場合、搬出が大変な事になると想定し、しっかりしたものを狙った。


↑EMINENT サイレントキャリーカート 耐荷重40kgタイプ/3,990円

何より音が静かだ。今回は段箱(通販分)を二つを積んでいたが、全然大丈夫。
今までは980円の安物を使っていたが、以前段箱を三つ積んで崩壊した。
無理矢理使っていたが、今回買いなおした。
お値段分は充分取れたと思っている。非常におすすめ。



◆ハルさんの車にのって
さて、今回は秋葉原まで、ハルさんの車に乗せていただくこととなった。
駐車場は東6から随分と近く、あの夏の日に搬出でひどい目にあった場所を横切る。
ハルさんは携帯電話を取り出し、それをカーナビにして発進した。
携帯いくつもっているんだろう。
鍋「す、すごい」
ハ「携帯好きなんですよ〜」
とまいさんと共に笑った。いつもブースに来ていただいてホンマすんません。
そして車にも乗せてもらって、ありがとうございます〜!


↑積載→コミケ会場のノコギリ→JR秋葉原駅前へと続く

途中銀行によってもらったり、ご迷惑をおかけしました!
あ、全然関係ないけど、東京タワーもお上りさん気分で車窓から撮影しましたよ!

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↑見えへんがな

あたりも暗くなったころ、秋葉原に到着。まいさんとハルさんのお二人とはここで別れ、
私とオニーさんは一路東京駅を目指した。オニーさんとは東京駅でお別れ。新幹線である。
いやほんと朝からご苦労さまでした。あなたの協力があったからこそ、
あの冊数がはけたというもの。ありがとう、ありがとう。来年もよろしくお願いします〜!

そして私は荻窪へと向かう。荻窪でまた例の温泉でひとっぷろあびて、
岩盤浴して、すっかり疲れを落とした。ああ、怒濤の年末が終了した。
正月はゆっくりしよう。いや、まだ通販があるかな。
温泉で夜九時半までまったりし、そこから新宿の高速バス乗り場へと移動する。
大阪まであと少しだ。



◆まるで高速バスのファーストクラスや!
高速バスといえば近鉄バス!といういつもの予定を今回は変更し、
ウィラーエクスプレスに替えてみた。11,000円で、ゆったりした席があるという。
一階部分に四つしかないその席、果たしてどんなものなのだろうか?

新宿駅から少し歩いたコクーンビルの前が集合場所だ。
やがてバスが到着というアナウンスがあり、乗り場へわらわら移動する。
11,000円も払うのだ、それ相応のもんじゃないとたまらん、とバスに乗り込むやいなや。
鍋「!!!!!」
なんじゃこりゃ広っっ!


↑これはやばい仕様ですぞ、奥さん!写真で見るよりも随分と広くゆったりだ

メールでの注意書きには「トランクルームはないのでご了承ください」とあったが、
何の後ろに余裕で置ける!ちょ、なにこの広さ!
一応パソコンもできるし、ネットもできるし(身分証明がいる)、DVDも見られる。
DVDは後ろからだとカーテン上部からまる見えなので、あんまり危ないものは見られない(笑

席は余裕でふっかふか。四つあるボタンを自在に動かせば、どこまでも水平に座席は倒れる。
一人一畳以上のスペースはあり、横幅も大変広い。
鍋「これはヤミツキに……」
高速バスといえば、後ろに倒すにも限界があるし、横にはすぐ人がいたり、
足が伸ばせないなどしんどいイメージがあるし、実際そうだと思う。
しかしながら、一人ずつカーテンで区切られるわ、座席はほぼベット状態だわ、なんとも贅沢!
バスの音も静か、毛布もあったか、車内のにおいもなし、ああああ。
これは11,000円の価値は充分ある!
ただ、トイレの大はできないとアナウンスがあり、
大については途中二回止まるパーキングでよろしくね、とのことだった。
鍋「ん、ダイジョブーダイジョブー」
これだけ寝心地がよければ、眠りに落ちるのもあっという間。ぐっすり眠れた。

二日に一度しか運行せず、一日4席だけという狭き門(大阪-東京間)なのだが、
機会があれば次回も絶対にGETしたい。

ちなみに上部は普通の夜行バスだった模様。そりゃそうしないと儲けは出んわな。

翌朝無事に大阪に到着。高速バスで疲れがとれるとは思わなかった。
これはスバラシイ!


ああ、またおお振りレポなのか、それ意外のレポなのかわけわからん状態に。
スペースに来てくださったお客様、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。

コミケは楽しかったし、来年夏もおお振りで申し込む予定。
来年冬まではおお振りで活動しているとは思うが…はて、その先は。
予定は未定ですな。


2009/02/11 脱稿 鍋




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