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| 今回は夏に完売したモンゴル本の再販、冬コミ新刊の北海道本の既刊攻めだ。 今年夏にはニューカレドニア本も加わることになるが、 20冊くらい売れたらもう万歳だなぁ。 なんとか完成させたイラストコンテスト用の絵を携え、家を出たのは午前9時。 雨もぽつぽつ降り出してきた。 電車に乗ってる間ヒマなので、今回配布するチラシを読み返して居たのだが…。 ↑冒頭から脱字 深夜にプリンターでヘコヘコ刷っていたわけだが、のっけから脱力する。 あらやーね、と電車に揺られて2時間、やっとこさJR三ノ宮駅に到着した。 ここから会場のサンボーホールへは歩けば10分なのだが、 絵が濡れるのも怖かったのでポートライナーで一駅分乗る。 今は神戸空港まで続いているんだな、これ。 (一方でポートピアは先日閉鎖。これも時代か) 一駅乗車してホール到着。午前11時10分。 ここ最近はコミケばかりだったので、人があまりいないのにホっとする。 サークルチケットを見せて自分のブースへ急ぐ。 ちゅうか入り口から10Mくらいという近さでびっくり。 荷物は先にクロネコで送っていたので、取りに行く。 宅急便の荷物置き場には、スタッフのお兄さんが一人いた。 あ、これです、なんていいながらひょいと自分の箱を持ち上げる。 何か手続きでもあるのかな、と様子を見たが普通に持っていっても、 おとがめはなしだった。…盗難があったらどうするのだろうか。 ひやひやしながらも、セッティングは終了。 ↑毎度のレイアウト。今回は手書きの看板 イラストコンテスト用の絵の手続きも済ませ、まずは会場を写してみた。 ↑全450スペース。1階、2階を貸し切っての開催だ 会場10分前になっても、空気がまったりしている。 東京の夏コミ、冬コミの戦場を思い出したりするが、 あの世界がそもそも相当なお祭りなんだなぁ、と一人悦に入ってしまった。 主催の武田さんのかけ声により、カウントダウンが始まり、 拍手とともに開催となった。 お客さんが入ってくる。まったりと入ってくる。 未曾有のコミケの人津波を思えば、なんとゆるやかな時の流れだろうか? 開始15分、お客さんは来なかった。 初めて一人での即売会参加で、ボーっとイスに座って周りを眺める。 いや、しかし、一人というのは「目のやり場に困る」ことこの上ない。 今回はDSも持ってきていないので、何をしていいのかわからない。 コミケと違い、「向こう側が人で見えない」という事がないので、 対面の一人参加の方と何度も目があってしまった。 なんだかこっぱずかしい。こ、こんにちは。目で挨拶。 ややあって、雅さんご夫妻とご対面!! 嬉しい。差し入れまで持って来ていただき、本当に嬉しい。ありがとう、ありがとう。 きゃーきゃー言いながら話し込んだ。奥さんとも同人話に花が咲き、 雅さんともお会いできて感動。 あああ、雅さんなんだか口調がPSOオンラインとあんまし変わりません(笑 しばらくすると、雅さんがおもむろにカバンから100均の透明工具箱を取り出した。 何をするのか、と見ていると、丁寧にティッシュに包まれた中から出てきたのは、 ヒューキャストとヒューキャシールだった! 鍋「!?」 雅「ふふふふふふふ!」 ↑手品仕様な敷布の上に紫キャストとエブリンなレイキャシール こ、これは!!!!モデラー浅井氏の!ああっ、生れて初めて! ちっさい、ちっさい!でもって細かい!関節がよく動く!丈夫だ! 鍋「いいですねぇ、ああ、これは渋い。かっこいい…」 私はしげしげと眺め続けた。興奮する。 この流れるような漢らしいフォルムはどうだ! するどい目線、鉄のかっこよさ、レイキャシールの可憐さ! ああ、今日は一体何しに来たんだっけか!? 声は震え、持つ手先にも緊張が走る。 そこに至宝があった! これはもう、開催中にずっと飾っておきたい気分! 雅「いや、創作系に関係ないのはやっぱマズイですからね」 と苦笑しつつ、およそ15分後にフィギュア展覧会終了。 この間もお客さんはこなかったので、本当にゆるやかだ。 雅夫妻が外回りに出かけ、そのあとは元漫界会員さんのYMさんとお話。 差し入れをありがたく戴いた!ああ、なんだかおいしそうな予感! まぁ隣りに座りなせぇ、と声をかけ、 そしてYMさんが描いたというイラストを見せて貰った。 今回のイラストコンテスト用だ。 本人は総没のつもりだというが、何をおっしゃるやら! この流れるライン、手の美しさはさすがである。 いやこれ出した方がいいんじゃないか、と押し切り、 YMさんもイラコンに出展することになった。 そうこうしてお姉様がカバンをごそごそしていると、何やら見覚えのある物体が! 鍋「それはカモノハシのイコちゃんではないですかー!」 Y「あら?好きなん?」 鍋「無駄に好きよー!」 Y「あげるー。いくらでもあるから!」 とイコちゃんのクリアファイルを貰い受けた! ↑いいなー、この大阪センス 経験値が600ptくらい上がった。仕事で使おう。 会場して40分くらい経つと、ぼちぼち本が出始めた。 開始直後は空白になるのはコミケと変わらないようだ。 ところで、この「そうさく畑」は、図書館方式というシステムがある。 サークルスペースとは別に机が設けてあり、 そこに見本誌を陳列するというものだ。 スペース前で「読んでもよろしいですか?」の声をかけることなく、 自由に閲覧できる。気に入ればスペースまで行き、お買いあげだ。 直接話すことなく読めるので、シャイなあなたにも納得のシステム! 自分のサークルから3mくらいしか離れていないので、 実はお客さんの様子が手に取るようにわかった。 ドキドキして見ていると、手に取って肩を揺らし、笑っている御仁が! 鍋「!?」 笑うてはる!笑うてはるよ!え?どこが笑いどころ!? …モンゴル本を読んでいたようだが…。 そういえばコミケでも、ひとしきり笑いながら読んでいた人がいたが、 本人はどこが肩を揺らすほどおもろいのか、全然わかっていないのだ。 鍋(どこがおもろいのか、教えてプリーズ!) 身悶えしながら、目の前の本の売り子も頑張った。 本は、モンゴル本の方が比較的よく出ていった。 そして今回驚いたのは、モンゴル本と北海道本を同時に購入する、 いわゆる「セット買」であった。 コミケでは二種類の本を置いたことがなかったので、 同時に置くとこういう事になるのか、とびっくり。 本当に嬉しい事である。 お昼を回った頃、これまた元漫界会員竹里嬢がシュークリームの 差し入れとともに登場。うわーいありがとうー! ↑一瞬タコヤキに見えるがシュークリーム 元会員が三人集まって、雑談開始。 懐かしい、と言いながらわいわい騒いだのであった。 ついで、スタッフからお茶とそうさく畑せんべいの配布。 うわ、まだこの企画やっていたんだ! ↑主催の武田さんのイラストが入ったおせんべい つくづく、息の長いイベントである。 そういや、自分全然外回ってないな、という事で午後2時頃に、 探索に出かけることにした。 今回は、「園田健一原画展」があったので、見にいった。 園田氏といえば、セガの「スーチーパイ」を知っている。 確かアニメーターだったかな。 ↑さすがに中の絵を撮影するわけにはいかんので、看板のみ プロの生原稿をじっくり拝見。 は〜〜、さすがしっかりしたデッサンでうっとりしてしまった。 絵柄は特に好きなものではないが、 非常に丁寧にかかれており、見開きのロボットみたいなの(?)が、 いちばん目に飛び込んでびっくりした。 すごい質量感だ。 鍋「ロボならこれが士郎正宗氏ならどうなったであろうか」 などと思いをめぐらしつつ。 いやしかしだが、アフタヌーン連載中の作品であるなら、 鍋「もしこれが”ああっ女神様”の原画展なら…」 コミケ並な人数が大挙して押し寄せそうだなぁー。 そしてイラストコンテスト会場。 ↑これの3倍くらいの規模だ なかなかの力作ぞろい!予想に反して、デジタル作品はほとんど見られなかった。 ほとんどがあなろぐの手描きで、暖かみのあるものだ。 やっぱり生は迫力があっていいなぁ、とじっと見入る。 そして自分を絵を確認すると、恥ずかしくなって、 鍋「つつつつつ、次へいこう、次ドウゾー」 と長さんばりにイラコン会場を後にしたのであった。 しばらく二階を見てまわる。一階よりも人は多い。 ↑大勢の人でにぎわう 図書館システムの本をざっと見ていると、 萩尾望都、竹宮恵子ばりの絵が目に付き、おもわずうなった。 いやー!こういう画風、今も見られるとは。 色んな本が多くてなかなか目移りしてしまう。 とにかくブースをまわる。そして目を引くサークル発見! ↑なぜ猫がお留守番してるのか!(15丁目15番地-民夫) そして豚の貯金箱がおいてある! お代はこちらへ、という事なのだろうか? まるで、田舎で野菜を売っているかのような光景だ。 竹里さんのお知り合いの本をいくつか購入。 本は宅急便で届く予定で、まだ内容は読んでいない。 小説とビーズのイヤリングと、漫画+無料本をゲット! 知り合い系以外で購入した本は一冊。 「摩天幽谷企画」さんの2005年冬コミ新刊本。 いや、表紙に惹かれた。 傭兵と王女っぽい二人。 中身を見ずに表紙買いというやつである。 これもまだ中を読んでいないので、 どういったものかはお楽しみ。 収穫はこんなものかな。 そして、YMさんが外まわりの際に「豆本」の収穫があったと、 報告をうけた。どれくらい豆かというと…。 ↑しかも手塗り!豆! しかも中の絵は切手調になっていて、いっこいっこ貼ってある。 なんでもピンセットを使って、貼り込んで行くのだそうだ。 すごいや。 この作者の方の作られた巻物絵巻も凄かった。 世の中には色んな創作をしている方がいるのだなぁ! 雅夫妻も帰宅し、そうさく畑もそろそろ終了か。 午後2時過ぎ、館内放送で、イラストコンテストの順位発表があった。 なんだか緊張する一瞬だ。 スタッフ賞から発表される。 3位商品が「金芽米」。 鍋「またそんな持って帰るのが重いものを(笑」 2位商品が「メイド服一式」 ここで館内にどよめきが! 受賞者が男性だったらどうなるのだ!!! それはそれでおもしろいか。 1位商品が、なんと「任天堂DS-LITE」! 館内がワっと拍手に包まれた! 受賞者の皆様、おめでとうございましたー!! 午後3時、そうさく畑60閉幕。楽しかった! イラコンのイラストを取りに行った。 いやもう、参加できただけでも意義はあるというもの。 すると、ウォルゼ兄さんが真一郎を抱いて寝ているイラストの裏に、 なにやら紙切れが貼られていた。 鍋「はて?何これ」 と見てみると、そこにはコメントが鉛筆で書かれてあった。 「にゃんこぷぎゃー!」 鍋「!!!」 これはおそらく、投票用紙なのだろう。 私の3作品の中では、1票だけ入っていたことになる。 なんと嬉しいことか、なんと嬉しいことか! 一人でも、何かを感じてくれたのだ。 そして、「にゃんこぷぎゃー」。 私は今、心にしっかりとその言葉を刻みつけた! 荷物をまとめて、クロネコに荷物を託す。 ↑人数は少ないが、コミケの方がサバキ方が早かったかも? 自分の荷物の手続きを済まし、振り向くとさらに長蛇の列! 結構な人である。 開催中に主催の武田さんが、 「宅急便の手続きは4時を越えても大丈夫です。ゆっくりしてね」 みたいな放送をしていたのだが、 実際ゆっくりして来てみると列がえらいことに(笑 YMさんとお話しながら会場を後にした。 そして会場を写す。 ↑神戸サンボーホール。隣りが日通のビルであった 家に帰宅し、モホハホとYMさんの差し入れ、シュークリームを戴いた! 鍋「しあわせ太り!」 他の差し入れは、会社に持っていって食べよう! ↑雅夫妻から戴いた差し入れ。手に持った時の感触に驚く!美味でした! 肝心の本だが、モンゴル本+北海道本もほどよく売れた。 コミケの3分の1くらいかな? (モンゴル本は圧倒的に女性の方の購入が多かった) 本当に十数年前は5冊も出れば万々歳だったわけで、 ジャンルの影響もおおいにはあるけれど、嬉しいものである。 そして北海道本が残り15冊くらいになった。 次の夏コミが受かれば、北海道本は完売になりそうだ。 で、最後に。 イラコンに提出した中の一枚。 ↑猫ばっか 畑の次はニューカレドニアだ。「天国に一番近い島」の舞台になったこの島、 はたしてどんな謎が!? 入稿まであと三ヶ月しかないな。頑張ろう。 2006.4.8脱稿 |
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